「ゴヤの《青い服の子供》 ルーヴル美術館のスペイン絵画コレクションに入るまで」(LOUVRE-DNP MUSEUM LAB 2012年10月28日まで)を小林ご夫妻と見てきた。
(掲載の画像はLDML案内リーフの部分をコピー、以下も同じ。)
《青い服の子供(Portrait de Luis Marie de Cistue à l'âge de deux ans)》(参照画像RMN) は、作品画面の下段2行に記載されているように「2歳8ヶ月のルイス=マリア・デ・シストゥエ・イ・マルティネス(1788‐1842年)の肖像」。
シストゥエ家は、ゴヤの出身地と同じアラゴン地方サラゴサ。その名家の息子の2歳8ヶ月の時の肖像画を1791年に描いている。
解説によれば、「モデルのルイス=マリア・デ・シストゥエは、第3代メングラーナ男爵であり、スペイン国王カルロス4世と王妃マリア・ルイサを名付け親に持ち、のちにスペイン独立戦争の英雄として知られるようになります」ということ。
この肖像画は、目、手、立ち姿、それと衣装など、かわいく美しい子供の姿を描いている。
この作品の前の所蔵者は、オートクチュールYSLのイヴ・サンローラン。
サンローランの死後、パートナーのピエール・ベルジェによりルーヴル美術館へ寄贈された。
クリスティーズのオークション前に撮影された映像(Luxuryculture)がある。
映像の2分過ぎにこの作品が部屋に架けられているのが映っている。
(映像に映っているマチス、ブランクーシ、モンドリアン、アンソールなどの作品はどこへ所蔵となったなのだろうか?)
・
ゴヤの正式名は、フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス(Francisco José de Goya y Lucientes 1746‐1828年)。
ゴヤは、1789年に新王カルロス4世の宮廷画家になっていた。
ゴヤについては、4月28日に「レクチャー・ルーヴル(ルーヴル美術館によるシリーズ講演会)」で、ルーヴル美術館の絵画部門学芸員ギヨーム・キンツ(Guillaume Kinentz)による「歴史の潮流の中のゴヤ(Goya face à l'histoire)」という講演を聞いた。

当時の絵画ヒエラルキーは、「静物画」、その上は「一人の人物画」、「複数の人物画」(一人より複数、そして、注文による肖像画より、歴史に影響がある人物画の方が上となる)、その上が「政治的寓意画、歴史画」であるという。
「ゴヤは歴史を描くことで頂点であった」。
さらに、ゴヤは、カルロス4世→ナポレオンのスペイン侵攻と独立戦争→フェルナンド7世の絶対主義体制へと続く、戦いと暴力と戦争の惨禍を見てそれを描いた。
それを「歴史がゴヤ(生活の中)へ入ってきた」と言っていた。
・・
「LOUVRE-DNP MUSEUM LAB」は、「美術作品の鑑賞」にフォーカスしている。
まず、作品を見て自分なりの思考をした後で、
現在のコミュニケーション技術を活用したさまざまな展示で、作品の見かた、見えかたを体験することで新しい視点の鑑賞を楽しむように提案している。

今回もさまざまな提案があった。是非具体的に体験をされると良い。一つの作品についていろいろと思考しながら見る楽しさに溢れている。
「ルーヴル美術館所蔵のスペイン絵画:あるコレクションの歴史」という4、5人が同時にタッチアクセスし、コレクションの変遷を知ることができる大型ディスプレーのコーナーがあった。
個人的には、常設展への来館者に対する情報サービスの一環としていいなと感じた。
このシステムは、ルーヴル美術館へ導入されるようだ。
自分の好みの選定で肖像画の組み合わせができる遊びコーナーがある。
複数のプリントアウトをしてしまった。

《青い服の子供(Portrait de Luis Marie de Cistue à l'âge de deux ans)》(参照画像RMN) は、作品画面の下段2行に記載されているように「2歳8ヶ月のルイス=マリア・デ・シストゥエ・イ・マルティネス(1788‐1842年)の肖像」。
シストゥエ家は、ゴヤの出身地と同じアラゴン地方サラゴサ。その名家の息子の2歳8ヶ月の時の肖像画を1791年に描いている。
解説によれば、「モデルのルイス=マリア・デ・シストゥエは、第3代メングラーナ男爵であり、スペイン国王カルロス4世と王妃マリア・ルイサを名付け親に持ち、のちにスペイン独立戦争の英雄として知られるようになります」ということ。
この肖像画は、目、手、立ち姿、それと衣装など、かわいく美しい子供の姿を描いている。
この作品の前の所蔵者は、オートクチュールYSLのイヴ・サンローラン。
サンローランの死後、パートナーのピエール・ベルジェによりルーヴル美術館へ寄贈された。
クリスティーズのオークション前に撮影された映像(Luxuryculture)がある。
映像の2分過ぎにこの作品が部屋に架けられているのが映っている。
(映像に映っているマチス、ブランクーシ、モンドリアン、アンソールなどの作品はどこへ所蔵となったなのだろうか?)
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ゴヤの正式名は、フランシスコ・デ・ゴヤ・イ・ルシエンテス(Francisco José de Goya y Lucientes 1746‐1828年)。
ゴヤは、1789年に新王カルロス4世の宮廷画家になっていた。
ゴヤについては、4月28日に「レクチャー・ルーヴル(ルーヴル美術館によるシリーズ講演会)」で、ルーヴル美術館の絵画部門学芸員ギヨーム・キンツ(Guillaume Kinentz)による「歴史の潮流の中のゴヤ(Goya face à l'histoire)」という講演を聞いた。


「ゴヤは歴史を描くことで頂点であった」。
さらに、ゴヤは、カルロス4世→ナポレオンのスペイン侵攻と独立戦争→フェルナンド7世の絶対主義体制へと続く、戦いと暴力と戦争の惨禍を見てそれを描いた。
それを「歴史がゴヤ(生活の中)へ入ってきた」と言っていた。
・・
「LOUVRE-DNP MUSEUM LAB」は、「美術作品の鑑賞」にフォーカスしている。
まず、作品を見て自分なりの思考をした後で、
現在のコミュニケーション技術を活用したさまざまな展示で、作品の見かた、見えかたを体験することで新しい視点の鑑賞を楽しむように提案している。


個人的には、常設展への来館者に対する情報サービスの一環としていいなと感じた。
このシステムは、ルーヴル美術館へ導入されるようだ。




















































































































































































































